スーパーやショッピングモールは、季節のイベントに敏感です。
クリスマスが終わらないうちにお正月、そして節分、バレンタイン、ホワイトデー、新入学や新生活、お花見、ゴールデンウイーク、母の日と続き、「父の日」(6月の第3日曜日。今年は6月18日)が来ます。

でもある市場調査によりますと、国民の実に7割が「父の日がいつなのかはっきり知らない」とのアンケート結果に。またプレゼントのラインナップも、母の日のそれに比べ毎年迷走ぎみ。

ある年は健康志向を、ある年は趣味を打ち出した志向、またある年はビジネスグッズに特化したものだったりなど。しいて言うなら、スイーツのプレゼントが充実している反面、タバコは見かけなくなりました。

父の日も母の日も、第2次大戦後にアメリカから持ち込まれた習慣ですが、母の日が1947年と比較的早かったのに対し、父の日は1955年。世の中に広まっていったのは1980年代以降と言われています。

この2つにある30数年の差は大きいですね。それとは別に、日本ならではの父親の存在も影響しているのでは…と思いました。お母さんは、専業・兼業問わず家族のわがままに文句を言いつつも、それを束ね家庭を守っている身近な存在。

そのことは家族のみんなが分かっていて、普段から「ああ悪いな。迷惑かけているな」と思っているのです。そういった感謝の気持ちを表すのに「母の日」がマッチして、なじみやすかったのでしょう。

一方、お父さんは家庭より会社にいる時間が長く、大切なのは分かっているものの、どこか遠い存在。お父さん自身も「あらためてプレゼントしてもらうなんて…」とのシャイな気持ちも根強く、盛り上がりにかけるような気がします。

そういえば、同じ男性系イベントの「ホワイトデー」も盛り上がりませんね。